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〜カラダとなかよく きもちよく〜 アレクサンダーテクニークで解放する自由なカラダと遊び心
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 アレクサンダーテクニークってなに?


 アレクサンダーテクニークは、F.M.アレクサンダーの発見し発展させた内容が、のちに人々にそう呼ばれるようになった心身洗練の方法です。


 演技、音楽、ダンスなどの場面で自分のからだを使うとき、ほとんどの人は、知らず知らずのうちにカメのように胴体にあたまや四肢を引っ込め、筋肉の過緊張を引き起こしてしまっています。それが「くせ」となってパターン化し、いろいろな問題を作り出しています。

 わたしたちは、学校でも日常生活でも自分のからだの使い方を習いません。無意識に使っていてうまくいっている間はいいのですが、何かがうまくいかない、痛みや故障が表われる、そんなときは自分に不自然な方法を強いているのかもしれません。  

 それはどうしてなのでしょうか?

 わたしたちは何かを「する」ことは「筋肉を収縮させること」だと思い込んでいますが、筋肉の収縮を「やめること」は習ってきていません。実際、身体を動かすためには筋肉の収縮が必要ですが、そのさじ加減や休み方を学ぶことはありません。そのため、プレッシャーやストレスなど内外からの刺激に対して、必要以上の「筋肉の収縮」という反応をしてしまい、パフォーマンスが悪くなってしまうのです。

 「筋肉の収縮」の「くせ」は、もともと何か必要な理由があって身につけてしまった方法です。ところが、その必要がなくなったときまでも「くせ」は残り、疑われることなくそのままからだに残り続けてしまいます。そして、最終的には痛みや故障などの現象となって表われます。

 痛みが出たり、うまくいかないぞ?と思ったときこそ、自分の使い方を見直すチャンスです。
 それはあなたのからだがあなた自身に送っているメッセージなのです。  

 アレクサンダーテクニークは、あなたの自然体を目覚めさせる動きのレッスンです。

 アレクサンダーテクニークは、レッスンを通して、無意識に使っている自分のからだを意識的に観察し、今まで気づかなかった不要な身体の「くせ」を認識し、それを自分で(強制されてではなく)やめていく練習をしていきます。からだの自然な使い方を覚えていくことで、動き、声、表情などの質、パフォーマンスが向上し、不快な症状が緩和され、動きが軽やかに自由になっていきます。



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 どんな人が学んでいるの?

欧米の多くの俳優や著名人が、実はこっそりアレクサンダーテクニークを学んでいます。


   アレクサンダーテクニークを取り入れている学校

   ・英国王立演劇学校(RADA)
   ・ジュリアード音楽院
   ・ 英国王立音楽院
   ・ 英国王立音楽大学
   ・ ギルドホール音楽院
   ・ トロント王立音楽院  など ...

  その他、欧米の著名大学(芸術学部)や芸術学校のカリキュラムに取り入れられています。





 ★ アレクサンダーテクニークを受けている著名人

 俳優


   ・ ジュリエット・ビノシュ
   ・ ロビン・ウィリアムズ
   ・ キアヌ・リーブス
   ・ ヒラリー・スワンク
   ・ ヒース・レジャー
   ・ イアン・マッケラン
   ・ ジュリー・アンドリュース
   ・ ウィリアム・ハート
   ・ ポール・ニューマン
   ・ ケビン・クライン
   ・ ジュディ・デンチ
   ・ ジェレミー・アイアンズ
   ・ パトリック・スチュワート
   ・ メアリー・スティーンバージェン
   ・ ベン・キングズレー

 ミュージシャン

   ・ ポール・マッカートニー
   ・ スティング
   ・ キース・ジャレット
 

 著名人

   ・ ジャクリーン・ケネディ・オナシス
   ・ アンドルー・ワイル博士
   ・ ニコ・ティンバーゲン博士
   ・ ジョン・デューイー
   ・ ジョージ・バーナード・ショー
   ・ オルダス・ハクスリー


 出典:www.alexandertechnique.com
     www.alexandertechworks.com/testimonials.php






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  ⇒ 「アレクサンダーテクニークのなりたち」 を読む
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 どんな効果があるの?

 2008年8月に発行された英国の医学雑誌 『British Medical Journal』 にて、「アレクサンダーテクニークは、慢性的な腰痛に 長期的効果がある」という 調査結果が発表されました。

579人の慢性的な腰痛患者に対して行われた調査で、通常の医療やマッサージを受けた人たちよりも、アレクサンダーテクニークのレッスンを 24回以上受けた人たち と、アレクサンダーテクニークのレッスンを 6回受け 看護士が推奨するエクササイズを続けた人たちの方が、1年後も腰痛が改善していたという結果が現れたとのことです。

(記事詳細は、BODY CHANCE のこちらのページに詳しく載っています。)




 アレクサンダーテクニークを学び、教える機会を頂いて、これまでに面白く、効果的で印象的だった体験談をいくつかご紹介します。

 多くの場合の傾向として、アレクサンダーテクニークのレッスンを重ねるほど、からだの感覚が繊細になっていくので、お稽古事もスポーツも、まるで、すでにやったことがあり、慣れているかのように飲み込みが早く、深く楽んで学ぶことができるようになります。

 自分を故障することなく、楽しんでやりたいことを学ぶ前に、アレクサンダーテクニークのレッスンを重ねて、自分の使い方を学ぶことは、自分ややることそのものの質を向上させ、機能を向上させ、故障や混乱を少なくし、 感覚の鮮やかさと喜びが増す助けとなります。




日常生活や体を動かすことに応用して

普段意識していなかった、自分のからだや動きに意識が向くようになる
        ↓
日常や活動の中で、自分がどう動いているのかに気づくようになる
        ↓
自分がしていた余計なからだのくせに気づくようになる
        ↓
余計なくせが出てくる自分の習慣的パターンやプロセスを
まさにその瞬間に、認識できるようになる
        ↓
からだの構造が体感とともに理解されていくことで
動きに感覚的気づきが増していく
        ↓
自分がどうからだを動かしているか認識できるので、
どんな風にからだを使ったらいいか実験できるようになる
        ↓
実験するなかで、余分なくせに気がついたら
それを意識的にやめることができ、コントロールができるようになってくる
        ↓
余分なくせが軽減していくことで
からだが楽に軽やかになったり、パフォーマンスが良くなる
        ↓
その範囲がだんだん広がって、不快さが軽減し
快適さと感覚の鮮明さ(=ライブ感、喜び)が増えていく
        ↓
身のこなしに無駄が少なくなって、動きがスムースに明晰になり
動くことやその体感をより楽しめるようになる


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演技や人前で表現をすることに応用して



演技をしているときの自分のからだに気づくようになる
        ↓
からだに気づくことで、演技をしているそのときに
自分の内側で起こっているプロセス(動き、意識など)に気づくようになる
        ↓
演技をしている間、自分に何が起こっていたのかを認識し
それらを正確にフィードバックできるようになる
        ↓
演技をしている間に、自分の内側に起こって外側に現れることが
そのプロセスを理解することで、コントロールできるようになってくる
        ↓
人前に立ち、見られるという刺激に対して起こる
自分の反応パターン(くせ)を認識できるようになる
        ↓
人前に立ったときも、自分が何を選択するか、反応しないでおくか
明確にコントロールできるようになる
        ↓
演技に集中しながら、自分の内側の情報も
まわりの舞台の情報も、客席や会場の情報も
それぞれ同時に受け入れながら
自分がどうしたらいいかを自由に取捨選択できるようになる
        ↓
すでに決まっているせりふや動きも
ただ稽古したようにくりかえすのではなく
その場にしか生まれない新鮮な情報を演技に取り込んで
臨場感ゆたかに生きた表現ができるようになる


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ダンスや舞踊など、踊ることに応用しての効果

踊るときのからだと、空間の認識の仕方が、立体的に鋭敏なる
         ↓
稽古場の大きさに制限されることなく
からだを自由に使って踊れるようになる
         ↓
踊るときのイメージが明確になり、目線が意識しやすくなって
からだの位置と方向性が定まるようになる
         ↓
踊りながら、そのときの動きを認識&分析しやすくなり
求められている動きをより表現しやすくなる
         ↓
踊っているときのからだの感覚がクリアになり
踊りの場面やキャラクターを演じる余裕が出てくる
         ↓
踊って演じることが理解できると
踊る面白さが増してより動きを楽しむことができ、心の余裕も生まれ
自分も見ている人にもライブ感や一体感が生まれやすくなる


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乗馬に応用しての効果

乗馬体験前からアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けることで
初めて乗ったときに、馬の高さやバランスを崩す恐さを超えて
からだを自由にしておけるので、乗馬体験を楽しむことができる
         ↓
何度か乗るうちに、未知である馬の動きや
馬や自分がバランスを崩してしまったときにも
体勢を崩したり、縮めてしまうような恐怖反射をしないで乗れるようになる
         ↓
恐怖反射をしないで済むので、動きと体力のロスが少なくなり
バランスをとることがどういうことなのか、体感で学習&理解する機会が増える
         ↓
だんだんと、馬上でからだのバランスを持ち直すことが容易になり
手綱や馬に依存しなくても乗れるようになるので
馬の動きを止めずに一緒に動くことができるようになってくる
         ↓
馬の個性や癖にひっぱられ反応してしまったり
からだのバランスを崩してしまうのを抑えられるようになり
自分のバランスを保ちながら、自ら動き
からだごと馬に働きかけて、馬を動かすのが容易になってくる
         ↓
馬の動きが速くなって、反動が大きくなってきても
自分のバランスを取ることができるので
初めての動きの感覚にも冷静で居られるようになり
瞬間的に必要な動きと、不要な動きの観察と分析ができるようになってくる
         ↓
分析をもとにして、次回乗るときに何が起こっているのか
リアルタイムで理解し、自分全体で対応できるようになる
         ↓
乗っているうちに、だんだんと馬と一体になって
「馬も含めて自分全体」という感覚になる瞬間が体験できるようになってくる
         ↓
敏感な馬に乗るとき、自分のからだを繊細に使ったり
微細な違いを認識できるようになって、馬から多くを学べるようになる
         ↓
馬上で動きが大きく速くなっても、全身くまなく神経が行き渡っているので
馬にも自分にもそれぞれ必要な動きを出せるようになり
流れるように心地よく動きをコントロールできるようになる
         ↓
人馬一体の感覚を味わう体験、時間が増えてきて
すべてが自分の手中にあるような一体感と心地よさを味わえるようになってゆく



番外編として・・・

 落馬した後に、馬への無意識の恐怖反射を
 アレクサンダー・レッスンのなかで観察し、それに反応しないことを学ぶと、
 意識的に瞬時の恐怖反射の出現に働きかけることができるようになって
 馬上で緊張してしまって縮こまってしまいがちなからだを
 何度でもゆるめ直すことが可能になり、また乗ることができるようになった。

 乗馬のあとの全身の筋肉痛が、建設的な休息の方法や
 ライダウンワーク(横たわりからだをゆるめるワーク)をしたら、
 歩くのも、少し動くのも声を上げるほどだったのが
 痛みや強張りが気にならない程度までなくなり、楽になった。


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茶道に応用しての効果

初めてのお稽古から、お茶碗や袱紗など、道具に触れる手の繊細さが美しいと褒められる
         ↓
学ぶプロセスに必ず起こる「混乱」に反応しないことをレッスンで経験していると
動きを覚えるまでの間、何がどうなっているのか全く未知の状態を楽しめる
        ↓
レッスンを受けないで、からだの意識がぼんやりしたままお稽古したときより
アレクサンダーのレッスン後だとからだの認識がはっきりしている分
座ったときの脚の痺れ方や感覚が苦痛が少なくなっている
        ↓
重い道具を持つことや、道具を持ったままの立ち座りが
からだ全体に意識が行き渡り、自分全体を使って行われるため
筋肉の部分的負担が少なくなり、からだを痛めることなく
かつ姿勢も動きも美しく、静かにできるようになる
        ↓
からだの感覚の繊細さが目覚めている分
動きのこつを理解するのが早くなり
道具を扱う動きがなめらかに、無駄なく穏やかにできるので
所作も美しく、 静かにお茶を点てられる
        ↓
動きのなめらかさと繊細さが合わさって
お点前のひとつひとつが深く楽しめるようになっていく
        ↓
からだの感覚が鮮明になるほど、味覚も鮮明になり
お茶の味を繊細に味わっていただけるようになる


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アレクサンダーテクニークのなりたち



 1969年にオーストラリアの田舎町で生まれたF.M.アレクサンダーは、少年の頃からシェイクスピアに夢中になり俳優になる野望を持っていました。 16歳頃から鉱山で事務仕事をしながらお金を貯め、メルボルンに移って数ヵ月後には俳優として仕事を始め精力的に活動していました。
 そんなある日、俳優の生命ともいえる声が出なくなってしまうアクシデントに見舞われ、医者やボイストレーナーのアドバイスに従ってみても「のどを休めたときは声が出るようになるのに、使い出すと声が出ない」ということに気づきます。声を出すときに自分がやっている何かが原因だ!と確信し、医者もその考えに同意したため、鏡を使って自分の声の出し方を観察をすることを決心して、来る日も来る日も何時間も鏡と向き合うようになりました。

 そうして、彼は自分の声の出し方を観察するうちに、声を出そうとするときに「頭を押し下げて、のどを押しつぶし、口から息を吸うときにあえぎ声を出していた」ことに気づきました。そして、試行錯誤していくうちに、あらゆるひとに共通する身体の機能を邪魔する傾向と、それをやめていく方法を10年間の歳月をかけて発見していきました。

 アレクサンダーは研究していく中で、身体の一部分の修理をすれば済む話ではないことに気づきだしました。頭、背中、腕、脚、などというように、自分全体がその一部分と切り離されている状態で、自分自身を変えることなくその部分だけを変えることは不可能なことだということに気づき、思考と心理的なプロセスで起こっていることにも着目しだしました。そうして、彼は当時西洋での常識だった考え方に反して『肉体と精神はひとつである』という考えを動きの中から発見していきました。

 自分の観察を続けながら、アレクサンダーはロンドンやニュージ−ランドなどでツアーをして舞台にも立つうち、周りの人から教えてほしいと懇願されて、1904年ロンドンに上陸。以後ロンドンの地でアレクサンダーテクニークを発展させていきます。彼の発見は当時の社交界で話題となり、文化人たちがこぞってレッスンを受けるようになりました。そして、彼は人間のメカニズムに関する理論など多くの発見とこのテクニークを遺して、1955年にこの世を去ったのでした。

 アレクサンダーの教えはとてもシンプルであったと同時にあまりにも深いものであったため、それを受け取り伝える人の個性により、現在では、同じアレクサンダーテクニークでも多種多様にいろいろな違いや考え方へと広がっていき、教師の数だけ違うやり方がある、とも言われています。




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